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【幼児男子】譜読みのコツ〜譜読みができるようになるまで〜

今回は、譜読みが苦手だった幼稚園児の男の子が、自分で苦手じゃないと言えるくらいにはよめるようになるまでの経緯です。

現在の状態【読譜レーニングのゴール】と、そこまでに行ったトレーニング方法、おすすめの教材、動画、さらに活用方法をお伝えしたいと思います。

お子様に音符を読めるようになって欲しい、ご自身も読めるようになりたい、と思っている方におすすめです。

モデルケース 【2021.3現在】卒園間近の年長さん

現在の状態読譜レーニングのゴール】 なかなか文字で表すと難しいですが、、、現在の譜読みのレベルはこんな感じです。

ト音記号: 第3間の高いドと第2間のラをよく、読み間違える、第4線の高いレと第3線のシも読み間違えがち。ただし、音程(一度、二度、三度、五度)を理解して、前の音と比べてどのくらい高いか、低いかで次の音を読むことができるようになってきた。

ヘ音記号:真ん中のド(加線)から低いどド、下線のミまで読める

でも、数ヶ月前までは、新しい曲はすぐに何この音ー!!へん!訳わかんない!と怒ってました。

そこで、音符を読むトレーニングを日々の練習に取り入れたので、ご紹介します。

①学研のワークピアノ教室テキスト 新版 おんがくドリルワークブック 2ピアノ教室テキスト 新版 おんがくドリルワークブック 3

こちらは、ワークブック2にト音記号、ワークブック3にヘ音記号読譜のワークが載ってます。 そのほかに、音符の種類♩♫などでのたし算、引き算などもあり、まだ計算に慣れてない幼稚園児には難しかったので、音符を読むワークを重点的にやらせました。 ピアノ教室テキスト 新版 おんがくドリルワークブック 2

ピアノ教室テキスト 新版 おんがくドリルワークブック 3

このワークは、文字や設問が大きな字で書かれているので、幼稚園児にも取り組みやすかったです。また、一人で読めるようになることがゴールなので、質より量でとにかく頑張って書けたら「はなまる」を大きく描いてあげて、モチベーションを上げました。 ちなみに、我が家では花丸💮をつけてもらえるワークということで「はなまるワーク」と呼んで、やる前からワクワク感を出していました。

⬆️本人がはたしてワクワクしてたかは怪しいですがw

②譜読みトレーニングアプリ「Notes quiz ‎「Notes Quiz (ノーツクイズ)」をApp Storeで

このアプリ、無料なのにかなり融通のきく設定ができます。

ト音記号

ヘ音記号

・加線あり/なし

・クイズに出される音符の音あり/なし

【使い方】

我が家ではト音記号ヘ音記号のうち、鍛えたい方をオンにして、別々にトレーニングしました。

答え方は、五線譜🎼に書かれた音符を下部に出ている鍵盤をタッチして答えるものです。 初めのうちは、鍵盤が細くてうまくタッチできなかったり(iPhone XS であまり画面がクイズ向きではなかった💦)、そもそも読めてなかったりで、全然点数が伸びませんでした。

むしろ、0点とかよゆーで叩き出していたので、その後一問でも正解すると、「やったね!点数があったじゃん✨」とほめまくりました。

ワークと並行して進めていたので、徐々に連続して正解していき、今度は点数が伸びていく楽しさに魅せられ、楽しんでトレーニングしていました。

ソルフェージュ用テキスト

子供のためのソルフェージュ(1a)

子供のためのソルフェージュ(1a)

  • 発売日: 2003/12/08
  • メディア: 楽譜
これは、とにかく簡単なもので素早く楽譜(無意味な音符の羅列ではない音符)を読むことに慣れてもらうために使いました。

先生のレッスンでもソルフェージュがあり、家で練習することもあったので、「歌の練習」として、毎日数個ずつ進めました。

レーニング期間 これら①〜③を毎晩夕食前に集中的に取り組むこと3週間程だったと思います。

譜読みが慣れてきたのか、どんどん先の曲まで一人で譜読みするようになり、その結果ピアノの練習時間が長くなり、読譜レーニングの時間が取れなくなり、やり忘れるようになっていきました。

また、【音程の差で、前の音と比べて次の音を読む】ことで、早く譜読みができるようになるので、上記トレーニングの他にYouTubeで音程関係について解説してくれる動画を探し、何度か繰り返し見せました。

【おすすめ動画はこちら⬇️】 https://youtu.be/UEVAkACLuWw

そうすることで、楽譜の最初の音や休符直後の音は【読譜レーニングで読めるように】なり、その音に続く後の音は【音程関係で推測して素早く読む】ことができるようになっていきました。

実際、本人が最近「ぼく、前より楽譜読むよ早くなったでしょー!最初の音が分かれば、後の音は読まなくても何個離れてるかで分かるようになるんだよ!」と譜読みのコツを得意げに教えてくれました。←そう読めるように教えてあげたのは母なのだか笑笑 意図したように学んでくれて何より。

今では、最初に書いたように音符が読めるようになったので、宿題の曲を読むことで必要な読譜力はついていきそうです。

習い始めて、なかよしピアノ2〜ピアノスタディ2の頃はト音記号の五線譜に収まる音符を読む壁があり、過去記事で紹介したように、簡単な楽譜でたくさん譜読みをして慣れさせました。

今回の譜読みの壁は、「曲が(年齢、集中力の割には)長く、音符の種類も増え、テクニック的にレベルが上がったピアノスタディ2後半〜3前半で、さらに譜読みも大変では、練習に時間がかかりすぎる😱」という壁でした。 このレベルでは、楽譜の多読よりも集中的なトレーニングの方が効率的、かつ年齢的にもそういったことができる歳になった、というところで、このトレーニング方法にしてみました。

最後に、もっと低年齢であれば、フラッシュカードなどがスムーズかもしれません。 その場合、我が家でも下の子たちに使う予定でこちらを選んだので、ご紹介しておきます。